etc.が新しくなりました。
2022/9/29
街から独立小売店が影を潜めている原因は何だろうか?③

持っている素地を活かしきり、デジタル時代で利益の出るお店に変える。前ページまでは、そのための素地を確認してきました。

  • □売り場があり、冷蔵システム・配達機器・レジシステム・倉庫等があります。
  • □お店を維持するだけの顧客があります。
  • □販売従事者がいます。
  • □変化の時代だと認識してる
  • □デジタル社会の時代と認識してる
  • □変化に合わせ儲けたい  ←必須
  • □パソコンを持っている
  • □お店のホームページをすでに持っている、もしくは、作る用意がある。

これまで書きました内容を整理してみました。インフラと現場の状況をチェック入れてみてください。現状を把握して次に移行します。全てにチェックが入っているお店は次世代に通用するお店になります。必須以外は感じたままでOKです。

これだけの素地を利用して、利益の出るお店に変えていきます。

  • 〇売り場には幅50cm程度の空きスペースをお作り下さい。
  • 〇顧客リストをご用意してください。
  • 〇お勧めしたい商品を3点~5点お店の方がご用意します。
  • 〇幅50cm程度の空きスペースに台を置き布とかで化粧しその上におすすめ商品を陳列します。
  • 〇スマホで画像を撮ります。
  • 〇おすすめ商品の価格は安くする必要はありません。とっかえひっかえ変えることが重要です。
  • 〇スマホの画像をパソコンに取り込みます。少し化粧等してください。
  • 〇お店のホームページに載せます。顧客リストからメール・ライン等でお知らせします。
これだけで、デジタル社会の第一歩を踏み出し、儲かるお店の出発です。お店の中、幅50cmのプラットホームを完成させ、情報をパソコンと言う列車に乗せれば新幹線以上のスピードで相手のスマホ駅に到着します。なお、念のため書き添えておきますが、このプラットホームに「黄色いブロック」の設置は不必要です。

メールリスト、ライン、ツイッター等お持ちでなくても大丈夫です。ホームページで感想をお聞きするようにします。時間をかけリストを作成すればOKです。リスト作成は、常時多方面で行います。お店で、配達で、お知り合いの紹介で、、あらゆる方面で「お知らせする先」を作成して行くことが重要です。
(この為、「とっかえひっかえ変えたお知らせ」が重要なのです)

お客様リストではありません。お知り合いリストです。

お知り合いネットワークを自店で作ります。ここがデジタル社会の最重要点です。
お店が「どれほどお知らせする先が有るか?」(お客様と違います)この濃淡で、仕入れ先から見たお店の重要度が決まり、様々な商品提供を受けることが可能になります。

何をくだらないこと書いてんだ!と、おっしゃる方は、ユーチューブを見ればすぐ理解できます。ユーチューブの動画では「いいね!」「チャンネル登録」を求めています。つまり「お知り合い」を集め、コマーシャルで利益を上げています。これがデジタル社会の基本です。いかに巨大なネットワークを持っているかで価値が決まります。

この度の変化は、価値観が変わると理解してください。
持っている店とかの条件を新しい価値観に変えていきます。考え方を変えないと、ちぐはぐな動きになり効果は半減します。

価値観が変わり、社会基盤が変わることが今回の説明です。明日、この「価値観」を流通業者として、どのように組み込み利益を上げるかを書きます。