これまで書いてきたように、お店を変えることが需要です。
「酒だけのお店は存在しない」のです。勿論、酒という柱は厳然と存在します。が、、それだけでは成り立たない社会に成っています。理由は簡単です。酒類は低アルコールと高アルコールに分断され、低アルコールを取り扱う組織販店が増えたことが最大の要因です。それに加え大家族が小家族になり、必要な時に必要な分だけ購買する生活様式に変わったのです。これは売り上げの40%以上を占めていたビールなどの売り上げがなくなったことになります。この状態は人口減少と共にさらに加速します。結果、種類だけの販売で店は成り立たないのです。
街から「酒や」が無くなってきても(有ったとしても商品構成が組織販売店と同じようなお店が多い)個性的な酒類を求めるお客様は減っていません。そこを揃えたお店に集中しているのが現状です。が、個性的な商品(利益率が高い)を求めるお客様数は限りがあり、広範囲に客を求める必要があります。「酒や」の減少が幸いしていますが、これだけでは早晩廃ります
いかような方法を採ったとしても「酒ゃ」だけでは残らないのです。
前回書いたようにここが転換点です