販売企画 イメージ版

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prologue

2023年も暮れようとしています。来る年2024年はどのような年になるのか予想もつかない展開になりそうです。原因は様々考えられますが、コロナから始まった生活様式の変化が社会の変化に行きわたる年になることは間違いないようです。コロナ以前と違う様相が出現することは異論のないところだろうと思います。

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基本体制の変化

具体的には、インボイス・雇用等の法令による社会基盤の変化が大きく作用するものと思われます。基本アナログからデジタルに完全移行する年だと思えば理解しやすいかもしれません。当然のように、商流と販売方式も変化します。
昭和38年頃の車と電話社会到来時、「配達を前面に出し客数と売り上げ」を上げた時代のような大きな変化が来るのです。
仕入と販売体制のデジタル化で「お店の価値」を高める最大のチャンスが訪れようとしています。

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変化の結果

デジタル社会の酒販店はどのような姿が望ましいのかは早晩決めて実行する必要があります。その意味で1~3月の販売企画は重要です。出だし良ければ評価が上がり、上昇スパイラルに繋がります。

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社会的動向

強者と弱者の境はコロナ以前と比べ格段に広がっています。実入りが上がらないが、消費物価が上がって量が減少している現状を認識した販売企画が望まれる所以です。日本の人口高齢化率は28.9%と内閣府が報告しています。弱者の中に高齢者を含めるのは、買い物に限り全くの間違いです。家のローンも子育ても終わり必要経費が極端に少なく、消費者としては強者なのです。一方、子育て中の若い方々は労働に見合うゆとりの時間を求め、その趣旨に合う購買品となります。20歳以上高齢者までの購買者は、強者と思われる高齢者と同じ%で存在します。販売企画はこの2者に合わせ企画作成することは必修です。

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仕入先の多様化は最優先事項です。多品種小ロット販売には是非必要です。酒類を基本ベースに様々な商品提案が出来る「街のお店」が次世代酒販店の姿です。
具体化案

最多販売価格帯は@1500円~@3000円*キャンペーンでお客様が一番出しやすい金額です。最多販売価格帯は、お店毎に違い時期でも変化します。記載の金額は一般的なお店の金額を想定しています。(ネットレジで最多販売価格帯を出すを参照してください。)
数量限定販売*商品の回転率を上げキャンペーン商品の不良在庫を無くすことが重要です。目的は「お店の活性化と新規顧客の獲得」です。

やってまっせ!
の雰囲気が多くの方に伝われば成功です。
お知らせはSNSとラインを使用*安価で頻度を上げる

上記を基本に仕入れをデジタルで促します。仕入先には以下の販売企画をメール等で提示し商品提案を受けます。実際仕入商品は数(数量限定売り切り)・価格帯を参考にしてください。仕入先から提案された商品、お店の中にある商品を上記「高齢者と若年層」に合うか否かでより分けてください。

仕入れ先は、地域に広げます。ご自分で「これいいなぁ」とか「これ珍しいなぁ」など、ご自分が良いと思われる商品を選んでください。グラス・ワインオープナーなどグッツだと賞味期限がありません。多品種小ロット商品でお店を飾り販売します。
単に酒類だけのお店では「個性と専門店」の雰囲気が出ません。