ETC

躍進の論理

「陰極まって陽生ず」

この言葉ほど「今」の酒販店を直截に表現している格言は見当たらない。

足元の光、まして明日の光さえも見えない「今」どのように行動すればいいのかわからない現状を表していると言っても過言ではない。

原因究明は、学者とか学生の論文とかに任せ、我々は生きていく方策を生み出さなくてはならない。死活課題なのだ。

陰極まったが陽光は未だ見えない。

じっと待っていれば見えて来るのか?

そんなことは絶対に無い。

光は自分で作るのだ。自身光らなければ、暗闇の中で蠢くだけだ。

社会の急変は、過去の経験を無にすると言われている。

徐々に変化するなら付いても行けるが、急変にはただ茫然と見るだけだ。

アナログからデジタル社会の変化は急に来た。

この一点が「今」社会の構造を変えようとしている。

如何なる流通業も逃げることはできない。しかも流れは速い。

速いがゆえに本流は定まっていない。混沌としているのが現状なのだ。

ここに新しい光が差す要因がある。

もし、、、これまでの経験を活かし「今」を織り交ぜ、新しい流れを造ることが出来れば、本流となることは約束されている。

陰極まった「今」は最大のチャンスなのだ。新商流は陽光となり、お店の繁栄を約束するだろう。可能にすれば躍進出来る。

が、、未だ「確とした具体的」な光が見えない

木に竹は接げない。

木には接ぎ木出来る。

過去の経験を活かしデジタル社会の接ぎ木をすれば、全く新しい芽が出る。

これが陽光の基なのだ。

「店が小さい」「資金が無い」「人員が無い」ETC、、そーだろう、、だから酒販店なのだ。

無いないでは経営が成り立たない。

「店が小さい」「人員が無い」は経費が少なくて済む。

「資金が無い」は、デットストックが無く、回転の速い商品を売ることが出来る要因だ。

このように、悪い片面だけを見るのではなく、良い方向を見出せば新しい方策が浮かんでくる。

事実、この3点はデジタル社会の必須条件なのだ。

ユーチューバーで稼いでいる方式は、小説家とテレビ局とコメンテーターETC、、を一人で行っていることで成り立っている。

印刷屋・制本屋もなく、でかいスタジオも強力な配信設備も不要だ。

つまり3点を満たしている。

四畳半一間で、パソコンを睨みながらゴソゴソ作成し発表しても、アーノルド・J・トインビーより有名になれる。

これがデジタル社会の縮図なのだ。

が、、、物流はその範疇には無い。

小説家が自分で商品を売ることが無いと同様に、情報だけを流す役割については不変だ。

アマゾンも同様だ。

店をデジタル化し集合化しただけで、物流については既存の配送方法(運送業者)を使っている。

が、、人件費の高騰で躓いている。

ここが「今」バーチャルの限界なのだ。

デジタルと「無料の物流」を融合した「新デジタル社会」が求められている。

幾らおいしそうな餅を書いても、見るだけでは食べたことにはならない。

餅を手渡す装置が必要なのだ。

酒販店には餅を手渡す装置はあるが、餅を見せるデジタルの用意もか細く、技術も未熟だ。

その上、仕入れが多方面でないため、色々なな餅を見せる事も出来ない。

陰極まる原因だ。

躍進するには、今お店が持っている条件に、多様な商品をデジタルで見せれば「最新の酒販店」になる。

餅を手渡す装置に、デジタルを接ぎ木するだけで実現できる。

幸い、デジタル化には膨大な資金を必要としない。

ただ、一店舗だけでは成し得ないのも事実だ。

10店舗以上で一つのグループを作り、情報共有とデジタル化すれば、ほぼ可能だとテストの結果証明されている。

デジタル装置は出来ている。

データリンクも店の現場まで一貫している。

チームの現場では、アナログ・デジタル織り交ぜた実証実験は成功した。

躍進するための条件は揃った。

躍進の論理は実行段階に来た