ETC

カラオケ

少し前、久々に友人が来てカラオケに行った。

まぁ、聴くのが得意だがそんなにうまくないし、唄うのはどーも自信が無い。わいわいがやがやが好きで、誘われたら時間が有れば行くことにしている。

友達は、誘うだけあって上手だ。特に吉幾三の「情炎」歌わせれば、プロかと見間違うほどの力量だ。

”夢なら覚めないで~♪ 花なら枯れないで~♪” サビの部分では、情感たっぷりに唄い、聴くものをその世界に引きずり込む。

その日も彼は、リモコンを慣れた手つきで操作、5曲目に「情炎」を選んだ。

順番が彼に回ってきた。イントロからせつなさそうな表情を醸し出し聴衆を引きつける。心がこもった唄い方だ。

サビの部分に差し掛かった。「さー、ここからいいところだぞ。」 そう思った瞬間!

カラオケが止まった。

 ▼ 厳密に言えば、カラオケの伴奏が止まった。

唄っている彼は止まらない。歌声だけがマイクを通して聴こえてくる。

あれ!全員が顔を見合わせた。これは”ドヒャ”もんだなぁと私は思ったが黙っていた。

いつもの歌声ではない。音程もはずれてる、、。唄っている彼もおかしいなぁ、と言うような表情で首を傾げた。

見てはいけないものを見たような、聞いてはいけないものを聞いた、そんな感じで場は白けた。

誰かが館内電話でサービスを呼び出し、対応をお願いした。すぐサービスマンが来て、線が外れたことを言いながら直してくれた。

「もう一度最初から」と皆に促され、彼は伴奏に合わせて唄いだした。やっぱりうまい!誰しもそう思った。

カラオケの威力はすごいなぁと、妙に感心しながら聴き入っていた。

なぜこうまでに違いが出るのだろう?。アカペラでは聴けないような歌声も、カラオケを通せばプロ並みになれるんだ。

 ▼ヘルメール「真珠の首飾り」の少女は、実にあどけなくも可愛いと世界中で評価される。

フェルメール・ブルーは見る人を引き付けて止まない。

その卓越した絵画技法は郡を抜いている。美の職人と言っても過言ではない。

多分、実際描かれた少女を見れば、えっと思うかもしれない。

絵はヘルメールの感性で描かれている。実際とは全く違うのが普通だ。

描かれた時代は、デジタルなんか当然存在しない。全て手作業のアナログだ。

現在、美の職人はデジタルを多用する。カラオケがそうだ。

素人の歌声をプロ並みに見せる、いぁ聴かせるのはデジタル職人の技としか言いようが無い。

デジタルは、一瞬に主役を演じさせてくれる。

 ▼商流もデジタル応用が進んでいる。

仕入先のセールスがお店まで御用聞きに来ることはほとんど無くなった。

FAX、メールで商品情報を行い、注文を取る。

今では、ホームページで注文商品をクリックすれば事足りるようになってきた。

アナログ人間にでも簡単に商品情報が手に入り注文を出すことが出来る。お客様はもっと進んで世界中から商品注文を出している人も多い。

カラオケの機械と同じように、お店の情報をプロ並みに仕立て上げてくれたなら、きっと情報を出し切る素晴らしいホームページになるに違いない。

ブログがその典型だと思う。

テンプレート(決まった台紙みたいなもの)に画像と文章を入れ込んでホームページにしている。

誰でもプロ並みの表現が可能だ。(書き込んだ内容はともかくとして、見た目はきれい。)

HALLEYは、カラオケのようにお知らせしたいことを、単純操作でプロ並みに見せるよう構築されている。歌詞がテロップで出るように、商品データも付けて・・・・。