デジタル庁Ⅳ
なので突破力のある河野太郎を「仕分け人」に任命している。
なぜデジタル社会に移行するため、突破力が必要なのか?
各省庁は、当然のように既得権を守る力が働くことは理解できる。
人間は、個人の範囲を守ろうとする本能がある。動物としては当たり前のことで、無ければ侵略され滅びてしまう。
種の保存として基本能力なのだ。
その人間が集合し組織を形成すれば、当然のように組織を守ろうとする。
自己犠牲も厭わず、敵対勢力を攻撃する。日本の美談によく出るパターンで、多くの賛美する声が聞かれるのも頷ける。右も左も、政治信条など全く関係無い世界なのだ。
既存の省庁は「組織と命令権維持」を旗印にあらゆる努力をする。
最高学府を出て優秀な人材で構成された省庁は、頭脳の限りを尽くし抵抗する。
「何が何でも骨抜きにし、既得権益を守れ!」とは宣言しないが、各人はその方向性で一致し行動する。
言わなくても理解し、個々人は行動できる。それが日本の省庁が持つ力なのだ。
「一言一句を精査❝てにおは❞を変え、骨抜きにするか矢印を反対に向ける工夫をするのだぁ!」とは言わないが行動する。
今の「形」をデジタル化するのではない。
デジタルに合わせた「形」を造るのだと仮定すれば、「猛然と反対」は、種の保存から見れば「善」なのだ。
「善」だから後ろめたさは無い。その力は想像をはるかに超え強力だ。
その力を超える突破力が求められる。河野太郎は出来るだろうか?
等全ての省庁
個人毎にデータセンターと紐付けたマイナンバーカードは、スマホで使用できるようQRコードが振られている。スマホが有ればカードは不必要なのだ。キャッシュカードが有れば、ハンコも通帳も不要と同じだ。今回の改定はそのキャッシュカードさえ不要になる。使用メインがデジタル機器でサブにアナログカードがあると言う状態だ。メインがキャッシュカードで予備に通帳とハンコがあるように、、、。
続く