デジタル庁Ⅲ
知らせ方が違うだけ!は大きな間違いなのだ。
じゃ、どー違うのか?
当然の疑問がわいてくる。
知らせ方(情報発出力と言えるかもしれない)がアナログからデジタルに変わっていることは誰でも理解できる。
昔、電話にはダイヤルがなかった。黒電話機の右側にある小さなハンドルをくるくる回し受話器を耳に当て,
このようにして黒電話は使われていた。
電話番号言わず、〇〇さんお願いしますと言えば電話局は繋いでくれた。今の電話より便利だった。
電話番号は、甲と乙に分かれ1回線で2か所使用してた。後年ダイヤルになったとき乙番は電話番号の前に1を甲は0を付けて使用することになった。474番の乙は1474番になった。
ダイヤル式は電話局を呼び出さず直接相手に繋がると「便利やなぁ」と好評だった。市外局番が採用されたのもこの時期だ。
もっとも、同局内ならば市外局番無しで相手の番号をダイヤルすれば繋がった。
携帯電話も無いスマホも無い時代、車にNTTの車載電話を付けた。同乗者が「この電話繋がらへんわ」と言う。おかしいなぁと思い電話番号を聞き掛けたら繋がった。「なんで私が掛けたら繋がらないの?」疑いの目つきでほほを膨らませ問い詰めてきた!!市外局番から押した?と聞くと「この場所同じ市内やから、なんで市外局番要るの?」、、、、、、説明するのに半日かかったような覚えがある。
電話局をポータルサイトに置き換えれば現在の「買い物システム」と言える。
ヤフー・アマゾン。楽天もこの方式なのだ。黒電話時代と何ら方式は変わらない。
デジタル時代この方式は変わるのだろうか?
国がデジタル庁まで作って変えようとしているのはこのことなのか?
似ているが違う。と言うか「違ってほしい」と願っている
仕事に合わせてデジタル化するのではない。デジタルに合わせて仕事の内容を変えるのが「デジタル庁」の役割なのだ。
なので突破力のある河野太郎を「仕分け人」に任命している。
次回に続く