ETC

先日、愚にもつかない理論を読んだ。

その理論の骨子は「粗利ミックス・損してと得取れ」的なおよそ前時代の理論なので、最初飛ばし・中飛ばし最後の結論だけ見てみた。

感想は「噴出した」であった。

浅はかと言うか、馬鹿らしいというか、、、言葉もない。

著者はまじめに書いているのだろうが、掘り下げが浅く、表面だけの理屈をつけている。

多分、筆者は現場を知らないのだろう。

調査し、データを集め、分析の結果を並べ考える。

ここが抜けているのだろう。

多分、机の上で考えて計算した結果を書いてるのだろう、、もしそうでなければ、よほどの夢想家と言わなければならない。

”半額セールで客を呼び込み、利益商品を売る””お客様は半額商品だけ注文することはない。半額商品注文客数は、データで1000に対して28と出ている”

料理店のチエーン店での話らしい。

確かに「半額商品だけ注文」するのは気が引ける。

客の心理を突いた方式だ、、、とは書いてないが。

この方式で、売り上げが劇的に上がった。とは確か書いていたように思う。

なにしろ斜め読みどころか、結論しか読んでないので不確かだ。

この分析には、なぜそんなことをしなくてはならなかったのか、まったく書かれていない。

売り上げ減少が原因だとは、データで解る程度だ。

売り上げを上げるため半額商品を出した。本当にそうだろうか?

空瓶を買いまくった酒や

もう35年以上前になるが、店員の練度を上げ、配達を早く、お客様がどのような商品を好んでるのか?お客様に良い店だと思っていただく。

その上「店員の給料が出れば、、」と厚かましく考え”空瓶回収”を行った。

当時、ビール空瓶は5円で回収、瓶やに売るときは9円50銭だった。5000円回収すれば4500円の利益だ。楽に一人分の日当が出る。

一番の原因は、店員の給料確保だった。

”邪魔な空瓶現金で買います”そんなチラシを3000枚ほど配布し、一人に1万円小銭で渡し、買いに回らせた。

なにしろ新米店員なので、売ることは出来ないが、買うことは出来る。

他の酒販店が、空瓶回収を嫌がってたのも幸いした。

3人の一日回収金額は、一人1万円を超え2万円近くまで上がった。

瓶やもホクホク顔で現金をくれた。私も顔がにやけるのを堪えながら「目的は一つや。配達で瓶回収が無ければ早く済む。その分皆も楽になれる、、」

この作戦は、お客様の評判がよく、店員とのコミニケーションも抜群で、2か月後、月間売り上げが3倍以上になった記憶がある。

この経験から先ほどの「半額セール」を見てみた。

件の料理店は、「本社製造、各店温めて販売」を改め、各店で製造販売に切り変えた。

原因は味の劣化だった。本社で味付けされた商品を冷凍、各店で解凍温めて客に出す。この場合、中華はもちろん和食でも味の劣化が起こる。で、、売り上げが落ちた。

この問題を解消するため、「各店で調理販売」に切り替えたのだ。ここで問題が出る。今まで温めしか知らない調理師は味が出せない。

そこで調理の練度を上げるため、日替わりで一品半額にしたのだ。勿論オーダー数が上がる。調理師は必死になって同じ商品をつくる。

味と作成練度が上がるのは明らかだ。

本社の目論見は見事的中した。このチエーン店は繁盛してるそうな。と言うか崩れかかったチエーン店を立て直したのだ。

粗利ミックスの基本は、表面と基本で成り立っている。決して表面だけで判断してはならないし、論じてもいけない。

長々と書いてきたが、本題に移ろう。

チェン店の問題点は、本社で全て管理が出来ないことだ。

画一的な販売方式は、破綻が来てると言っても過言ではない。

個々のお店個性を出し、その結集がチェーン店の基本なのだ。現在ではどのように個性を出すか?どのようにして地域特性を出すか?そこが問われている。

このことは、酒販店にとって良い時代が来たと言える。

酒販店は個性があり、地域に根ざしてる。無いのは「情報ライン」「販売企画」「個性ある商品」この3点に尽きる。

3点揃えば、最新の販売店が出来る。HALLEYはこの3点を受け持つ。

jsnaは、3点の提供で、酒販店を活気あふれる最新のお店にしようとしている。