ETC

二宮金次郎

この頃は、二宮金次郎と言っても知ってる人は少ないかもしれない。

30年ほど前は、学校の入り口付近に薪を背負って本を読んでいる像が立っていた。

すべての学校がそうだとは言い切れないが、ほとんどの小学校では建立されていた。

小さい頃初めて見たとき「どうして二つ一緒にするんだろう?歩くか読むかすればいいのに。つまずいてこけると危ないなぁ」「あ、そっかぁ、、こんなことすれば危ないから止めなさいと言う見本で立ててるんだ。」

と、子供心にそう思った記憶がある。

帰り、母親に話したら叱られた。「二宮尊徳様を何という理解の仕方してるの?あのお方は立派な人だから見習いなさい。」

なるほど、考えながら違う行動出来るのが立派なのだ。と幼いながら理解した。

その後、苦労をしながら勉学に励み、社会のお役に立てる人になったことが鑑となった話を聞き、ようやく建立の意味を理解した。

近々、母に叱られた話を思い出す光景をよく見かける。

 ▼ リュックを背にスマホ♪

電車に乗ってる時、ホームで待っている時、リュックを背負いスマホに夢中になってる人をよく見かける。

歩きながらのスマホは、二宮金次郎そのものだ。

薪がリュックに、本がスマホに変わっただけだ。

「日本人てそんなに変わらないなぁ」と思った。

知識欲が旺盛なのか、何かにしがみつかねば心細いのか、癖なのかよく解らないがスマホ大流行だ。

小学生時代から二宮像を毎日見てきたからだとは思いたくないが、見かけるたびに可笑しさが込み上げてくる。

 ▼ この頃の小学校

黒板に教科書が普通だった小学校に、デジタルが導入され黒板が電子黒板に、教科書とノートがタブレット版になったとかニュースで流れてた。

確かに電子黒板は、広がりと変化、スピードの点ではチョークで書くより早く、理解が容易くできる。

絵、図を主体とした解説は、生徒の理解度の深化ではアナログはデジタルに対抗出来ない。

同様にタブレット版は、記憶容量と系統だった勉学の流れには優れた点があり、教科書とノートの比ではない。

小さいころから電子社会に親しんだ子供たちの未来は、どのような社会になるんだろうと、ふと気になった。

学校でさえこの状態なら、親御さんたちの生活は完全にデジタル化していると言っても過言ではない。

遅れを取り戻そうとするのか、慣れ親しんで自分の一部にまで高めようとするのか、使用方法が解らないからスマホとにらめっこするのか知らないが、多くの人は二宮金次郎スタイルで頑張っているように見受けられる。

 ▼道具の変化は商流を変える

オーダー、商品手配等のデジタル化はすごい勢いで進んでいる。

「私はパソコンが嫌いだ。パソコンも私を嫌ってる。時々駄々こねて思うように動いてくれない」と言ってる場合ではない。

嫌いだろうが何だろうが、一緒に生活しなくては世の中の動きについていけない。

毎日の仕事に追わる酒販店には、ホームページの更新だとか、商品情報だとか、余分な仕事が増え、つい疎かになりがちだ。

しかし、、、、、、ここを何とかしなくては地域の酒販店としての立ち位置が無い。

JSNAはそんな世の中が来ることを想定、HALLEYを創り活動してきた。

今回、JSNAの総力を挙げた新システムを公開する予定だ。

本年度の総会で新システムを発表し、即座に実行する方向で理事の人にも了解を取っている。

実行は6月1日を予定。

*詳細は今月26日一部ここで発表する予定です。