ETC

2019は激動の時代なのか?

時間と組織

新春、暇なのでTVを見ていた。

お笑いをとるためのバカ騒ぎ番組はチラ見で飛ばし、日本の行く末とか世界の動向とか見てみた。

どこそこ大学の教授とか有識者と言われる先生方の話、コメンテーターの話題提供とかをそれとなく聴いてみたが、一応に言われている結論は「不確実で激動の時代だ」と言うことらしい。何のことはない「明日は判りません」が結論のようだ。そんな結論ならややこしいデータとか分析とか聞かなくても十分知ってるゎ、、人類誕生以来、明日は判らないが定理だ、、、、難しい顔して難解な言葉で説明されなくても判ってるゎ、、、、と突っ込みを入れたくなった。

TVにぼやいても仕方ないし、ばかばかしいので頂いたミカンを食べた。このミカン皮が薄く甘い、おいしい!が感想だ。明日は判らないが、今食べているミカンは美味しい。

有識者の先生方は、なぜ激動の時代に突入するのか?根本理由は何なのか?を説明出来ないように感じた。と言うか知らないんだろうな、、気が付いていないんだろうなぁ、、、あ!知ってるけどそんな基本中の基本は説明するまでもないと飛ばしてるのだ、、、が感想だ。

曰く、「トランプが」「中国が」「ユーロが」と人間とその組織を基本に分析している。まるで縁台将棋のような解説で、角がこうなら飛車がこう行く的な話だ。

余談だが、大日本帝国大本営作戦課が負け戦になった時点で将棋の名人を呼び、作戦を分析させ、日本は勝つとの結論を得たそうな。そんな話を昔、何かの本で読んだ覚えがあり思い出した。その時もばかばかしくその本を投げ捨てた記憶がよみがえった。司馬遼太郎が書いている。「広大な太平洋の小さな島にバラバラと兵を送り兵力の拡散が最大の原因」「38式歩兵銃は明治38年製で付けた名前だ、その銃で昭和の時代に太平洋で戦った」と、、、。作戦と道具が悪かったと、、、。送られた兵はたまったものじゃない!まるでどこかの酒販店グループに似ているとは言わないが、、、。

分析もいいだろう、予測も楽しいかもしれない。

本質はそこでは無い。

不変の定理を下敷きに、なぜそういうことになるのか?を抉り出さなければ、分析も予測もオカルト的な話になりかねない。

道具を使うようになった人類は、ある一点を追い求めてきた。

「時間の短縮」がそれなのだ。

時間を短縮すれば、面が広がり量も増える。

立方体で増えていく。勿論、古代ではそんなことを意識しないで「便利」だからと道具を進化させてきた。獲物の傍まで行くより、遠くから矢を射て狩るほうが安全で、矢のスピードは走るより早いし獲物の量も増える。

新しく有効な道具が他の民族を従える、歴史書を読めばすぐ理解できる。

絶対時間は不変だが、相対時間は変化する。

道具によってさせることが出来ると言っても過言ではない。江戸時代、東京大阪間の移動には20日ほどかかったそうな。今なら2時間半だ。距離が縮まったのではない。道具が可能にした。

5Gだと言われてもピンとこないが、アメリカと中国がこの問題で熾烈な戦いが始まっている。多少の不景気は一時だが、5Gの主体性を失えば永遠に繁栄は無いとアメリカが腹をくくって中国を叩きかけている。

道具の主導権争いが根底にあり、時間の短縮が基調で相対時間短縮道具が争いの基本なのだ。

ここが2019不確実世界の起点なのだ。

情報革新は社会の変化となって押し寄せ、様々な現象を押し出してきている。

ある程度の予測はついても確信が持てない不透明な時代に突入した“今”為すべきことは判っている。

思い出せばいい。免許制から許可制に移行した時、我々酒販店は強固な組合組織を持ちながら成すすべもなく崩れ去った。夫々が自己主張でばらばらに行動し、小グループも的外れな目的を追い求め道具も開発することもなく、システムマチックに動くグループに追い出され見る影もない状態だ。

変化の時は寄り集まって最善の方法を模索するのが“為すべき”だが、酒販店ではそれすら出来なかった。

「見る影もない」が、どっこい残っている。

残っているがどうすればいいのかわからないお店が多い。

そこに、商流を変える軽減税率入りの消費税が導入されようとしている。これまでのレジではややこしい複数税率に対応していない。対応可能なレジシステムはパソコンとかタブレット、スマホがあれば可能だと国は考えたのかどうかは判らないが、道具の水準はそこまで到達している判断したのだろう。どちらにしても小売店の店先は変わることに間違いない。免許から許可制に移行した時以上の変化が来る。

物理的に(どこかで集まって)ではなく、情報の中で様々な意見と商品データを出し合い、良いと思うことが直ぐ実現する時間の短縮を可能にし、面の拡大体制の中で個店の繁栄を図るために寄り集う必要がある。つまり、バーチャルで集まりリアルで結果を出すことだ。

前回の失敗は許されない。

チーム編成の道具はHALLEYとして補助金で開発済、同期の取れるレジシステムは国からお店に補助金が出る。今回の変化は最大のチャンスを残っている店に与えてくれた。

時間の短縮傾向を取り入れ、個店の独自性を打ち出すことで合理的経済性を排除しながら「和に基づく合理主義」を打ち出す時代の最先端チームを世に出すことが出来る、、、、

最後のチャンスかも知れない。